闇が矛盾を押し付ける -3ページ目

西高野街道~紅葉 その弐

こっからは高野街道から逸れて延命寺へ寄り道します・・
石仏の交差点まで戻ると美加の台へ登って行きます・・
途中の急な階段に息を切らせながら頑張ると興禅寺さんがあります・・


石仏が豊富なお寺さんで終わりかけながらも紅葉も綺麗ですた・・


良くある姿見の井戸・・


ニュータウンなのかオルドタウンなのか知りませんが、この開発された台地を東へ東へ・・
眼下には台風の爪痕かしらね(´・ω・`)?


神が丘の地へ降りて行く道の手前には駐車場があって観光バスも停まってる・・
こっから延命寺まで歩くと結構(帰りが)大変そうなのに下には広い駐車場ないのかな?
終わりかけなのか、そもそも出来が悪いのか紅葉を眺めながら降りて行って・・


延命寺へ到着、人が見えなくなるのを待つのに疲れた・・


まあ何人か見えてるけどね、さすがに紅葉の名所だけあって人が多い・・
観光ボランティアの方々がいて1人100円?1組100円?だっけで説明してくれるようで・・
漏れは孤独がええんやって事でこれはスルーしてマイペースの散策です・・
う~ん 台風のせいで上へ登る道はどこも立ち入り禁止・・


境内はこんな感じで・・



ところどころにある石仏が情緒を醸し出してます、漏れ以外は興味を示してないけど・・
これが名の高い夕照もみじ・・


雷に打たれて真っ二つになったとか・・


これだけのカエデの古木は珍しくて恐らく日本一の古木かと・・
青葉の頃にも来てみたいよね・・

延命寺周辺の奥河内もみじ公園の様子でも・・





ハイカーの人達はこっから観心寺へ行く人が多いようですが・・
漏れは反対方向の千早口駅方面へ行って高野街道に戻ります( ・´ー・`)
来る時に見かけた標識、これがないと道に迷ったかも?


意外と駅まで標識が完備されてて助かりました・・
生椎茸美味しそうだったけど、まだまだ旅は長いので断念・・


農道を抜けて竹林を抜けて・・


ええ感じのハイキングコースですな、雨上がりなので泥濘注意って事で・・


つーても距離は短くて直ぐに美加の台の住宅街へと出ちゃいます・・
標識の示すまま住宅街を抜けて行って、さてっと下って行きますか(・´з`・)

西高野街道~紅葉 その壱

2017年11月23日 木曜日

芦浦観音寺の特別公開へ行きたかったけど天気が怪しい・・
そして設定したルートがハードすぎて心身不安定な中でこなせるか怪しい・・
って事で台風やら長雨やらの影響で冴えないっぽい近場の紅葉を見に行くことに・・
一昨年に設定した西高野街道+αして来ますた・・

降り立った駅は南海高野線千代田駅です、降りるの初めてかも?
国道310号線の一つ西側を通る道がおよそ旧街道になっております・・
この道を南へ南へ進んで行きませう、暫くはあまり街道感はないけどね・・
晴明塚、陰陽師の安倍晴明の書物を収めた…とされる場所です・・


大阪には清明ゆかりの土地が多いね・・
奥にあったお地蔵さん?殆ど姿が欠けてる・・


外環を超えて進むと原町の旧阿弥陀寺石造物群があります・・


右側の石造十三仏は確かに大きいくて今まで見た中でも最大かも?
国道310号線を超えて少し歩くと長野保育園があってその辺りが代官所跡です・・


この辺は膳所藩の飛び地だったんだね、近江八景に膳所は無しm9っ`Д´) ビシッ!!
そのお隣ぐらいに行者堂、大峰山の講ですな・・


河内長野駅に着くと近くに木屋堂・・


ふmふm まあ古くは交通の要所やったんやろね・・
高野街道の石造地図(・∀・)


この辺からは少し街道風情を出して来ます、吉年邸・・


吉年邸のクスノキは河内長野市の天然記念物です・・


少し紅葉を見たり長野神社の銀杏が綺麗で・・


天野酒の蔵元・・


街道は烏帽子形八幡神社の方へと続くのですが・・
以前に行った事がある場所なので少しショートカットして国道371号線の一つ東の道へ・・
どのみち街道はこの道へと戻って来ます・・
旧三日市交番・・


そして天見川を渡ります・・


本陣格の旅籠だった油屋の跡地は天誅組も泊まったって事で天誅組の史跡扱いに・・
本陣を推すのが普通かと思ふので微妙に感覚が違う・・
この辺が南朝推しで勤王志向が強いからかのう(´^ω^`)?


そしてこの辺は街道の雰囲気を残してます・・


こっからは暫く黙々と歩きます・・
三日市の駅を通過して国道371号線に合流、南へ南へ石仏の交差点まで進みます・・
そこを右折して狭い狭い道へと入ると紅葉に南天・・


お庄屋さんの屋敷でしょうかね?この辺は豪邸が多いなあ・・


小さな集落なんですが、この集落に石仏寺があります・・


情緒ある境内・・


本尊の石造阿弥陀如来?


う~む火事のせいなのか奇妙な石仏さんですなあ・・
ナンバーワンじゃなくてオンリーワンがどうたらってやつですな・・
 

星のブランコ ぶ~らぶら その肆

いわふね自然の森スポーツ・文化センターの北側へ行けば私市駅ですが・・
その前に私市墓地へ寄り道です・・
コンクリートの覆屋に囲まれて弘安地蔵さんがおられます・・


弘安四年四月十五日の銘があります、1281年のようで、鎌倉時代ですね・・
錫杖を持たない古い形式のお地蔵さんです・・
古い石仏も多い所なのですが、お彼岸の中日だけあって墓参りの人が多く・・
あまり写真パシャパシャ撮るのもあれなのでそそくさ退散・・

私市の集落を器用に北へと抜けて行きます・・


本当に石灯篭多いなあ・・


そういやこっから北の枚方市東部にもこの形式の石灯篭が多かった気がする・・
田んぼと新興住宅、こんな場所をあちこちで見かけた旅ですた・・


何やかんやで西念寺さんに到着・・


目的の墾田地蔵さん、こっちは錫杖を持たれてます・・


時代少し近付いた室町中期の作とされています・・
周りは全て阿弥陀石仏とされてますが、こちらも同時代ぐらいまで遡りそう・・

次は最後の目的地を目指して東へ歩きます・・
京阪交野線の線路を超えて地図上では須彌寺さんを目指します・・
こちらのお寺にも立派な石灯篭・・


中で植木の剪定をされてたようなので華麗にスルーしてしまったけど・・
このお寺さんにも隕石という噂の巨石やら江戸時代の本堂やら梵鐘があったよう・・
なかなか見どころが多いお寺さんだったらしい、また予習不足だった(・´з`・)

で、スルーして少し高台へ出たところにあるのが森墓地です・・
愛らしい三尊石仏・・


室町時代後期の作とされています・・
向かって左はこの地域らしい地蔵菩薩さんですが、残り二体は同印の如来像・・
この良く分らない組み合わせが謎過ぎて面白い…らしい・・

他にも面白石仏があったようですが、こちらにも墓参りの人達がいて・・
カメラぶら下げて散策するには気が引けるような墓地なのでそそくさ退散・・
であであ女子高生の足でも眺めながら河内磐船駅へと戻りますか・・
後は今日一番の目的である優待券の売却を済ませて今回の旅は終わりです・・
外出時間8時間、10時間ぐらいならどうにかなりそう・・